変なつながり

 最近、インターネットを介しての事件が増えてきているというが、それは何故?という事について考えてみた。

 インターネットというのは、もともとネットワークが分断された時に備えて、小さなネットワークを繋げて分断された部分を補うという仕組みであって、余程の策略を使わない限り情報の出処は解る仕組みになっている。

 で、ここ(インターネット)に脅迫じみた文言を発信するわけでしょ。しかも、形に残るような書き込みでさ。周到に踏み台用意しても、その踏み台バレれば芋弦式に誰が送信したかバレる。

 本当はすぐバレるのに匿名性だのを信じて(本当は信じていないかも)、「バレなきゃいいじゃん」、「だれだってやってるじゃん」みたいな雰囲気になってるんだろうね。それでつながっちゃう。

 昔、そう70年台から80年台にかけてサイバーパンクというSFの潮流が流行った時期があったが、「うーむ、おもしろいけど、そりゃないだろ」と思っていた。ところが、昨今、妙な形でインターネットで「繋がりたい(んだろうね、きっと...かわいそうに)」やつらがでてきた。なるほど、ある種の集団を作り変な馴れ合いには脳変なコネクタ埋め込む必要なんかないんだと思った。

 そこが不思議なところで、インターネット(を使ってでも)で誰かとつながろうという意識がよくわからん。1週間、1ヶ月誰とも喋らなくても別に不自由はないのに。普通に挨拶やら天気の話くらいの他愛のない話でも集団の維持位は出来ていると思うが。

 なぜなぜなぜ???なぜ群れたがる?